【首都圏2月】新築戸建て2.7%安
2026.03.14

不動産調査会社の東京カンテイ(東京・品川)が10日発表した2月の新築戸建て住宅の平均希望売り出し価格は、首都圏(1都3県)が前月比2.7%安い5987万円だった。3カ月ぶりに下落した。東京23区だけでなく郊外でも価格が下がった影響を受けた。調査は敷地面積が50平方メートル以上100平方メートル未満の新築木造一戸建て(土地含む)について、最寄り駅まで徒歩30分以内またはバスで20分以内の物件を対象とした。東京23区は、前月比4.6%安い8574万円で、3カ月ぶりに下がった。前月に都心で高級物件が供給された反動や、物件価格が高い城南・城西エリア(品川・世田谷など)の販売戸数が減少し相場が押し下げられた。前年同月比の上昇率は6カ月ぶりに10%を下回った。他の主要都市でも価格が下落した。横浜市は前月比0.8%安い5208万円、川崎市は1.2%安い5680万円、相模原市は4.3%安い4528万円、千葉市は0.5%安い4170万円、さいたま市は3.1%安い5521万円だった。価格の上昇に買い手がついていけず、売り手が価格を調整せざるをえない状況となっている。

