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中古マンション、年収1000万円買えるエリア激減!

2025.04.26

東京都内でマンションは高騰を続け、住宅ローン金利も上がっている。23区のマンションの価格は、この5年間で新築が5割高、中古は6割以上になった。特に港区や渋谷区などは「億ション」があたりまえ。どこならマンションを買いやすいのか、年収別にシミュレーションしてみた。

個人によって細かい条件が異なるため、あくまで試算になるが、結論を先に示すと、世帯年収1000万円以下だと、23区内で新築マンションを購入するのはかなり厳しい。1000万円を超えてくると、練馬区や葛飾区、江戸川区で買うことができそうだ。中古物件だと、選択肢は広がる。年収1000万円に届いていれば、葛飾区や江戸川区のほか、板橋区や北区などでマイホームを手に入れられる。マンションの価格は上昇基調が止まらない。資材価格や人件費の高騰によって建物の工事コストが上がり続けていることに加えて、都内の物件には海外マネーも流れ込んで、値上がりに拍車をかけている。

不動産経済研究所(東京・新宿)によると、都区部のマンション価格は2024年で1平方メートルあたり平均171万円。一般的な都内のマンションの広さである70平方メートルに換算すると、1億1970万円で、5年前と比べると52%高くなっている。最高値は港区の2億7820万円で、最安値は江戸川区の7861万円だ。中古物件も新築物件に引っ張られるように上がている。東京カンテイ(東京・品川)によると、市場への供給が多い築10~20年の物件の平均希望売り出し価格は70平方メートル換算で9860万円。5年間で65%上がった。最高値は千代田区の1億9217万円。最安値は足立区の4434万円だった。

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