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【東京昨年12月】新築戸建て3.4%高

2025.01.13

不動産調査会社の東京カンテイ(東京・品川)がまとめた2024年12月の新築小規模戸建て住宅の平均希望売り出し価格は、東京都が前月比3.4%高の6701万円だった。立地がよく単価が高いエリアでの物件の供給があり、4ヵ月ぶりに上昇した。

調査は敷地面積が50平方メートル以上100平方メートル未満の新築木造一戸建て(土地含む)について、最寄り駅まで徒歩30分以内またはバスで20分以内の物件を対象とした。東京23区の平均価格は2.4%高の7418万円だった。品川区などの高単価な地域で物件供給があり、全体を押し上げた。富裕層や海外勢の投資マネーの流入で取引価格が高騰しているマンション市場とは異なり、戸建て住宅の買い手は実需層が大半を占める。建築コストの上昇に加え、マンション購入を断念した層からの需要があったことで、戸建て価格も上昇基調が続いてきた。金利上昇や物価高で家計の負担が増すなか一般消費者が手を出せない水準に達しているとの見方がある。

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