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都心マンション争奪戦!

2024.09.20

東京カンテイが発表した2024年1~6月の首都圏中古マンション相場は前期比8.8%上昇と23期連続の上昇だった。日銀は3月に続き7月も利上げしたが、マンション価格は高い。特に東京都心部の値上がりが激しい。千代田、中央、港、新宿、文京、渋谷の都心部6区は半年で14%上昇し、その他のエリアとの差が一段と開いた。利上げで住宅ローン負担の増加が心配されるが、マンション購入を控えたという話は聞かない。夫婦とも高収入のパワーカップルをはじめとして共働き世帯が都内マンションを購入する意欲は今も高い。価格は上がっているから、広さや間取りなど条件を我慢する人も多そうだ。東京五輪・パラリンピックの選手村跡地に建設された大型マンション群「晴海フラッグ」では中古物件が10日程度の間に2回値上げし、トータルで約4000万円値上げした例もあったという。眺望良し、設備良しの湾岸エリアの人気は衰えない。23年までの10年間の不動産収入を試算すると値上り益が7割、賃料収入などが3割だったようで、値上がりを重視した強気の相場が続いている。

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