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【東京23区】新築戸建て1.1%高!

2024.07.14

不動産調査会社の東京カンテイ(東京・品川)がまとめた6月の新築小規模戸建て住宅の平均希望売り出し価格は東京23区が前月比1.1%高い1戸7191万円だった。上昇は2ヶ月連続。品川区や目黒区などで高額の物件が出たため全体の結果を押し上げた。調査は敷地面積が50平方メートル以上100平方メートル未満の新築木造一戸建て(土地含む)について、最寄りの駅まで徒歩30分以内またはバスで20分以内の物件を対象にした。

首都圏は0.2%高の5352万円と5ヶ月連続で上昇したものの上昇率は縮小した。都府県別でみると、東京都は6394万円と横ばい。神奈川県は4.6%安の4745万円と下落。前月は高額物件がけん引役になり、2014年4月の調査開始以来、過去最高を更新していた。千葉県は0.4%高の4350万円。埼玉県は2.4%高の4422万円だった。市場では住宅価格の上昇で実需層の買い控えが起き、ハウスメーカーの価格調整が起きていると言われている。一方で立地のいい物件は価格の上昇が続く。

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