【東京23区】分譲マンション賃料0.6%高
2024.05.18
不動産調査会社の東京カンテイ(東京・品川)が16日発表した4月の分譲マンション賃料は、東京23区で前月比0.6%高い1平方メートル当たり4316円だった。上昇は6ヶ月連続だ。大阪市は3.0%高い3068円と過去最高だった。投資目的で購入されたマンションが市場に出回り、新築シェアが拡大。
賃料上昇が全国に広がっている。調査は専有面積30平方メートル未満の住戸や事務所・店舗を除くファミリータイプを対象に月額の平均賃料を集計した。首都圏(東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県)の分譲マンションは0.8%高い3654円と6ヶ月連続で上昇した。都県別でみると東京都は0.6%高い4192円、神奈川県は4.4%高い2872円だった。横浜市や川崎市、藤沢市など比較的賃料が高い自治体で新規物件の供給が増えた。一方、埼玉県は1.0%安い2008円、千葉県は1.6%安い2092円と前月を下回った。