再開発で中古物件の資産性向上!
2024.03.22
小岩駅周辺では、「100年栄えるまちづくり」を目指した再開発が2030年代まで続く見込みだ。昔ながらの古い民家も建ち並ぶエリアだけに、都市基盤の整備と建物の更新で防災性を強化する。一連の再開発が進めば、古さがあった駅前の風景は一変する。その結果、その結果、従来より高い価格でもマンションを買いたいという人が増える可能性は高い。実際、小岩と同じJR総武線の亀戸駅(東京・江東)周辺ではタワマンを含む再開発が進んだ結果、中古マンション相場がこの5年で5割も上昇した。小岩についても資産性向上への期待感を背景に、エリア外に住む人から中古マンションに関する問い合わせが増加しているという。
都内では京成押上線の京成立石駅(葛飾区)や東武東上線の大山駅、(板橋区)JR埼京線の赤羽駅(北区)などの周辺で再開発計画が進む。いずれのエリアも足元の中古マンション相場は70平方メートル当たり4000万~6000万円程度と手が届きやすい。小岩と同様に再開発で街の魅力が高まれば、マンションの資産性向上が期待できそう。