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【東京23区】新築戸建て4.9%安!

2024.01.15

不動産調査会社の東京カンテイ(東京・品川)が発表した2023年12月の小規模新築戸建て住宅の平均希望売り出し価格は、東京23区が1戸当たり6916万円だった。前月に比べ4.9%安い。下落は2ヶ月ぶり。主要エリアの世田谷区や杉並区で高額物件の売り出しが減り、全体を押し下げた。

調査は敷地面積50平方メートル以上100平方メートル未満の新築木造一戸建て(土地含む)について、最寄り駅まで徒歩30分以内またはバスで20分以内の物件を対象とした。首都圏(東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県)が0.1%高の5295万円だった。このうち、23区外も含めた東京都全体は2.9%安の6312万円、神奈川県は2.9%高の4759万円、埼玉県は0.8%安の4411万円、千葉県は3.5%高の4485万円だった。

東京カンテイによると、東京23区内の主要エリアである世田谷区では9225万円と前月(1億59万円)から834万円(8.3%)下落した。杉並区でも765万円(8.7%)低い8016万円だった。長引く物価高の影響から、共働きで世帯収入が多い「パワーカップル」の住宅購買力が落ち、買い手がつきにくい高額物件の売り出しが減ったようだ。

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