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【東京23区】新築戸建て2.8%安、価格調整広がる

2023.11.18

物価高を背景に住宅の購買意欲が後退している。10月の小規模新築戸建て住宅の平均希望売り出し価格は、東京23区が1戸当たり6921万円だった。前月比2.8%安となり、3ヶ月ぶりに下落した。

主要エリアの世田谷区や杉並区などでハウスメーカーによる価格調整が広がった。東京カンテイ(東京・品川)が敷地面積50平方メートル以上100平方メートル未満の新築木造一戸建て(土地含む)について、最寄り駅まで徒歩で30分以内またはバスで20分以内の物件を調べた。首都圏(東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県)では同0.9%安の5260万円だった。このうち、23区外も含めた東京都全体は同2.4%安の6254万円。神奈川県は同0.3%高の4718万円、埼玉県は同3.4%高の4486万円、千葉県は同0.6%高の4362万円だった。

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