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【変動型住宅ローン金利】大手5行据え置き

2024.04.13

4月に適用する変動型住宅ローンの基準金利を据え置くと発表した。一方、市場金利に連動して基準金利を決めている楽天銀行は3月に比べ0.027%高い1.233%にした。日銀によるマイナス金利政策の解除に伴う市場金利の上昇を反映した。

住宅ローン金利は固定型と変動型の2種類に分かれる。固定型は長期金利、変動型は短期金利に連動する。利用者の約7割は変動型をつかっているが、基準とする短期金利は銀行ごとに異なる。三菱UFJ銀行などは独自に決めている短期プライムレート(短プラ)を変動型ローンの基準金利としている。短プラは2009年に下がったのが最後で、日銀が16年にマイナス金利政策を導入した後も下げていない。このため大手各行は今回、変動型の基準金利を2.475%で据え置いた。

楽天銀行は引上げ

楽天銀など一部の金融機関は住宅ローン金利の指標に東京銀行間取引金利(TIBOR)を採用している。同行はマイナス金利解除前に4月適用分の金利を決めていたが、マイナス金利解除を織り込んでTIBORが急上昇していたのが影響した。

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