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【東京23区】分譲マンション賃料0.2%高

2024.02.17

不動産調査会社の東京カンテイ(東京・品川)が15日発表した1月の分譲マンション賃料は、東京23区で前月比0.2%高い1平方メートル当たり4264円だった。上昇は3ヶ月連続。マンション価格の高騰で賃貸需要が強まる。築年数が古く、賃料が低めの物件を中心に賃料が引き上げられた。

分譲マンション賃料はマンション住戸の持ち主が賃貸物件として貸し出す際に設定する賃料。調査は専有面積30平方メートル未満の住戸や事務所・店舗用を除くファミリータイプを対象に、月額の募集賃料を集計した。首都圏(東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県)は0.3%高い3570円だった。このうち、23区外も含めた東京都全体はほぼ横ばいの4132円、神奈川県は1.1%高い2553円、埼玉県は0.2%安い2020円、千葉県は3.3%高い2042円だった。

東京カンテイによると、東京23区は「築11~20年」や「築21~30年」のような古めの物件で賃料の上昇基調が続く。一方で「築5年以内」は前月比1.9%安、「築6~10年」は0.4%安だった。

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