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日経平均34年ぶり高値!

2024.02.10

8日の東京株式市場で日経平均株価は3日ぶりに反発し、終値は前日比743円36銭(2.06%)高い3万6863円28銭となった。1990年2月以来、約34年ぶりの高い水準で、バブル崩壊後の高値となる。

大型株が上昇を主導し、取引時間中に節目の3万7000円まであと43円に迫る場面があった。8日は前日の米ハイテク株高を受けて半導体関連などが上げた。英アームの好決算を背景にソフトバンクグループ(SBG)が上昇率1割を超える大幅高となった。

前日に配当上積みや自社株買いを発表した協和キリンは19%高で、この日の東証プライム値上がり率トップとなった。日銀の内田真一副総裁が午前に奈良県内で講演し、マイナス金利解除後も「極めて暖和的」な金融環境が「大きく変化することは想定していない」と述べた。「解除後も暖和姿勢を維持することを示唆し、買い安心感が広がった」と受け止められ、午後は一段高となった。

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