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出生数8年連続最少!

2023.11.30

少子化に歯止めがかからない。民間試算によると2023年の日本人の出生数は70万人台前半と8年連続で過去最少を更新する見通しとなった。新型コロナウイルス禍で将来不安が高まり婚姻数が低迷している。年金や医療を担う現役世代の縮小が続けば、社会保障制度が揺らぎかねない。

厚生労働省が24日発表した人口動態統計では、23年1~9月の出生数(外国人含む速報値)は56万9656人で前年同期比5.0%減った。出生数を左右する婚姻数は4.4%減の36万5478組で、上向く兆しが見えない。

社会を支える労働人口が減れば、潜在成長率も回復しないという悪循環に陥る恐れがある。今のペースが続くと日本人の23年の出生率は前年から5.5%減少し、統計開始以来、過去最少の72万9000人程度になるみこみだ。

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